
気温が高くなると、子どもたちは大人よりも熱中症になりやすい体質であることをご存知ですか?
体温調節機能が未熟な子どもは、遊びや運動中に水分補給を忘れたり、暑さに気づかず我慢してしまう傾向があります。親ができる対策を日常に取り入れて、子どもの命を守りましょう。
家の中での対策ポイント
- エアコンは28℃以下を目安に稼働。風向き・湿度調整も忘れずに。
- プレイマットやベビー布団は通気性が良い素材に変更。
- 外出前には服の背中側に冷却パッドを入れると安心。

(写真: nishikawa(西川)ホームページ)
外遊び・通学の注意点
【遊び】
- 外遊びは午前中の早い時間(〜10時)または夕方(17時以降)に限定
- 帽子、冷感タオル、首元の保冷剤などの活用
【通学】
- 学校がWBGT(暑さ指数)で活動制限を設けているか確認
- 水筒は必ず持たせ、「帰る前にも一口飲む」習慣をつける
- ランドセルの背中側に保冷シートを仕込む親も増えています

(写真: FUSHI&MON アマゾンホームページ)
こまめな声かけと、子ども目線での「予防教育」
- 「喉が渇いたときにはもう遅いよ」と教える
- 水分補給タイムを「遊び」とセットで覚えさせる(例:1時間ごとに給水タイム)
- 絵本や動画で、熱中症の危険をわかりやすく説明(環境省の子ども向け動画もおすすめ)
夏休みに気をつけたいポイント
- 自宅にいても熱中症のリスクは高い(ゲームや動画に夢中になって暑さを忘れがち)
- 留守番中もエアコンは必須。スマートリモコンで親が遠隔操作する家庭も増加中
- 子どもの体調変化(頭痛・顔の赤み・ダルさ)は要注意サイン
🌻「守ってくれてありがとう」が、子どもを笑顔にする夏
子どもは暑さに気づかず、頑張ってしまいます。親が見守り、気づいて、寄り添うことが何よりの対策。
「無理をさせない」「一緒に涼しくなる」が、この夏のキーワードです。
コメント