プレミアの名門トッテナムへ加入した高井幸大。“多くの日本人が知らない”その価値の大きさとは(提供写真) photograph by Hotspur FC/REX/AFLO(photograph by Hotspur FC/REX/AFLO)
🇯🇵 若き日本代表たちが欧州へ羽ばたく
2025年夏の移籍市場で、日本代表に名を連ねる3人の注目選手が、それぞれヨーロッパのクラブへと新たな一歩を踏み出した。
川崎フロンターレの高井幸大がトッテナム・ホットスパーに完全移籍、同じく川崎Fの山田新がセルティックとの契約を目前に控え、元セルティックの古橋亨梧はレンヌでの苦戦を経てイングランド2部のバーミンガム・シティへ加入した。
高井幸大:プレミアリーグが注目した“Jリーグ最高のDF”

写真: スポニチ
川崎フロンターレからトッテナムへと移籍した20歳のセンターバック・高井幸大。移籍金は約500万ポンド(約6.8億円)と、日本人DFとしては異例の高額。
身長1メートル92センチの高さと対人能力の強さを武器に、ACL準決勝ではクリスティアーノ・ロナウドとのマッチアップでも一歩も引かず注目を浴びた。
トッテナムでは5年契約を締結し、2025–26シーズンのプレミアリーグでの出場に期待がかかる。アジア出身のDFとして「プレミアに適応できるか」が鍵となるが、クラブ側は“将来の柱”として長期育成に期待を寄せている。
高井選手の移籍記事↓
山田新:得点王候補がセルティック入り目前

写真: jリーグ公式ホームページ
同じく川崎Fでプレーする25歳のストライカー・山田新も、欧州へ飛び立つ準備を進めている。
移籍先はスコットランド王者セルティック。正式発表は日本代表E-1選手権後となる見通しだが、既にクラブ間合意に達しており、移籍金は約150万ポンドと報じられている。
2024シーズンにJリーグで19ゴールを挙げた決定力が評価されての移籍で、元日本代表の古橋恭吾や前田大然、旗手怜央らが活躍したセルティックでの“再びの日本旋風”にも期待が集まる。
古橋亨梧:復活を誓うバーミンガムでの新たな挑戦

写真: ⓒStade Rennais
一方、かつてセルティックでゴールを量産した30歳のストライカー・古橋亨梧は、苦しんだフランスでの半年間を経て、イングランド・チャンピオンシップのバーミンガム・シティと契約。
移籍金は推定1000万ポンド。トム・ブレイディが共同オーナーを務める注目クラブで、再び輝きを取り戻す覚悟だ。
バーミンガムは来季のプレミア昇格を目指す野心的なクラブ。古橋にとっては「実戦出場」と「再評価」が最大のテーマ。2026年W杯に向け、再び日本代表への復帰を狙う。
欧州での“第二章”へ
2025年夏の移籍市場は、若手と中堅がともに欧州へ飛び立つ象徴的なシーズンとなった。
高井の身体能力、山田の決定力、古橋の復活――三者三様の挑戦が、再び日本代表の層を厚くし、世界へのアピールとなるのは間違いない。
今後の活躍に期待が高まるばかりだ。
また、移籍の噂が出ている久保建英(レアル・ソシエダ)や板倉滉(ボルシアMG)、三笘薫(ブライトン)、堂安律(フライブルク)についても移籍チームに期待が高まる。
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