ティラノサウルスの新種を発見か…

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北海道大カナダ・カルガリー大などの国際研究チームが、12日付の英科学誌ネイチャーに発表したのは、モンゴルの白亜紀後期(約9000万年前)の地層から、肉食恐竜ティラノサウルスの新種を発見したということだ。

全長は約4メートルで、大型ティラノサウルス類の共通祖先に当たる。いままで、ティラノサウルスの進化の過程は未開の地となっていたが、「進化の空白」を穴埋める成果になりそうだ。

新種の恐竜は、モンゴル語で「王子の竜」という意味の「カンクウルウ」と命名された。体重は500キロ未満で細身の体つきをしており、ティラノサウルスの幼体と似ている特徴がある。

研究チームは、約50年前にモンゴル・ゴビ砂漠で発見され、アレクトロサウルスという別のティラノサウルス類に仮分類されていた化石を分析した。その結果、足の形がアレクトロサウルスと異なることから、新種だと判明した。

カンクウルウの発見により、進化の過程も分かってきている。ティラノサウルスは北米を起源とする説があったが、ティラノサウルスの祖先はまずアジアで誕生し、陸続きであった北米との間を行き来しながら大型化したと考えられる。

カンクウルウからは、大型ティラノサウルスだけでなく、体重約750キロの恐竜アリオラムスという子孫が誕生したともみられており、恐竜の時代の謎が少しずつ解けていくきっかけになるのではないかとみれる。

ティラノサウルスの新種を発見 「進化の空白」穴埋めか 北大など(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
モンゴルの白亜紀後期(約9000万年前)の地層から、肉食恐竜ティラノサウルスの新種を発見したと、北海道大とカナダ・カルガリー大などの国際研究チームが12日付の英科学誌ネイチャーに発表した。全長は約

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