
「古古古米(ここここまい)」とは、収穫から3年以上が経過した古い米のことを指します。以下に詳しく解説します。
🔹 古古古米とは?
分類名 | 定義 |
新米 | 当年に収穫された米 |
古米 | 1年以上経過した米(1〜2年程度) |
古古米 | 2年以上経過した米 |
古古古米 | 3年以上経過した米 |
つまり「古古古米」は、
- 収穫から3年以上倉庫等で保管されている米
- 食味・香り・見た目などが劣化している可能性が高い
🔹 古古古米の特徴
項目 | 内容 |
味 | 香りや甘味が乏しくなり、食味は大きく低下する |
見た目 | 変色して黄ばみが出ることも |
食感 | パサつきがちで、もちもち感が少ない |
匂い | 古米臭(貯蔵中の劣化による独特のにおい)がする場合がある |
価格 | 極端に安価。通常の食用米の市場には出回らない |
🔹 どこで使われる?
古古古米はそのまま一般家庭で食べることはほとんどありません。用途としては:
- 加工用:煎餅、焼酎、味噌などの原料
- 飼料用:家畜用の飼料として活用
- 備蓄米の入れ替え:政府の備蓄米が古くなった際に払い下げられることがある
🔹 なぜ存在するのか?
主に以下の理由で古古古米は発生します:
- 政府備蓄米:
- 食料安全保障の観点から一定量の米を備蓄しておく制度
- 古くなるとローテーションで払い下げられる
- 市場在庫のだぶつき:
- 米余りの時期に流通しきれなかった在庫が長期間保管されることがある
🔹 食べても大丈夫?
- 健康上は問題ない(カビなどが発生していなければ)
- ただし品質は著しく低下しており、美味しくはない
- 加工前提で使用するのが一般的
🔹 まとめ
項目 | 内容 |
定義 | 収穫から3年以上経過したお米 |
品質 | 食味・香り・色が劣化 |
主な用途 | 加工用、飼料用、備蓄用の放出など |
市場流通 | 一般家庭にはほとんど流通しない |
このように、「古古古米」とは収穫の時期から3年以上経過した米の名前であり、味や見た目、匂いなどが劣化している可能性もあるが、
食べても健康上は問題がない。ただ、品質は落ちているため、美味しいかは食べる人次第だ。
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